和やかな雰囲気の囲碁教室を目指して
2021.12.4
コラム
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は薬円台囲碁クラブで行っている囲碁教室についてお話したいと思います。
*こんな方に読んでほしい*
☑当囲碁教室を現在受講されている方
☑当囲碁教室を受講したことが無い方
☑当囲碁教室を難しそうに感じている方
まず、当碁会所ではさまざまな棋力(レベル)の方が参加できるよう5種類の教室をご用意しております。
・13路教室(実践形式)
・水曜教室(講義形式)
・金曜教室(講義形式)
・特得囲碁特訓(実践形式)
・囲碁研究会(講義形式)
お陰様で水曜教室をはじめ多くのお客様にお越しいただいており、教室資料を作る際にも「お客様が知ることでプラスになるポイント」を探すのにやりがいを感じております。
少し前に遡りますが、そんな「水曜教室」を開設時のお話をしたいと思います。
水曜教室は2015年に初めて講義形式の教室として開講されました。当時、教室を設置する際のポイントは…
①講義形式で行いたい
②級位者と高段者で共有し合える場にしたい
③和やかな雰囲気を感じる教室でありたい
やはり大きなポイントは②でした。
同じ題材を行った際に、級位者の方と高段者の方で棋力の差から
「級位者の方がついて来れないのでは…」
「高段者の方が退屈してしまうのでは…」
という懸念が浮かびますし、かといって「級位者/高段者」毎に分けて行うばかりでは
「お客様同士が和やかに楽しめる碁会所」
を目指す薬円台囲碁クラブの方針と矛盾が生じると感じました。
そこで考えたのが、
「お客様同士の対局を題材にして、みんなで検討する!!」
でした。
元々(今もですが)、当碁会所では置石(ハンデキャップ)を用いた対局→検討をお客様同士で行っております。これを「みんなバージョンで検討しよう」という発想から生まれました。
*教室資料作り*
ビデオカメラで録画(対局者同意のもと)
↓
棋譜作成
↓
解説ポイントを選定
↓
教室資料作成
…といった作業も、お客様の上達ぶりも感じることができて作る側としても楽しくなります (^-^) ♪
こうして一気にポイント3つをクリアし、水曜教室が誕生しました。
この教室が誕生できた要因として、一番大きかったのは
「お客様同士が解説し合える雰囲気が長く続いていること」
だと思っております。
棋力差を踏まえた上で丁寧に解説・検討し合えるお客様がいたからこそ、薬円台囲碁クラブで講義形式の教室は誕生できたと感謝しております。また、碁会所としてもこれが一日でも長く続けられる環境づくりに努めたいと思います。
薬円台囲碁クラブでは、お客様同士が “和やかに” 検討し合える教室を毎週行っております。よろしければぜひお問い合わせ下さい。
教室の詳細についてはこちら
それでは、また。